👉【完全オーダーメイド設計の法人研修】組織力最大化プログラムのご提案-社員一人ひとりのキャリア開発から、組織の成長をデザインする-
■ ロジカルシンキングは“強い道具”だが、使う主体が整わなければ活きない
ロジカルシンキングは、職場で最も汎用性の高いスキルの一つです。問題を分解し、整理し、因果を読み解く。どんな職種にも効く強い道具です。
しかし、道具は使う主体の意識が整っていなければ、磨かれたナイフのように “切れるのに使われない”まま眠ってしまいます。
■ スキルを“手段”に変えるためのキャリア開発視点
私の事務所では、ロジカルシンキング研修の中にキャリア開発視点を組み込みます。単に技法を身につけるのではなく、受講者自身が「このスキルを未来の自分にどう接続するのか」を見つける時間を設計しています。
スキルは、目的の輪郭が見えたときに初めて“血が通う”。
そんな前提から、研修は動き始めます。
■ 研修は「なぜ学ぶのか」を問うところから始まる
研修冒頭で投げかける問いは、とてもシンプルです。
「なぜロジカルシンキングを学ぶのか?」
すぐにMECEやピラミッド構造には入りません。仕事の技術は目的が曖昧なままだと、定着しないからです。
参加者には、「自分はどんな存在になりたいのか」「どんな価値を組織に提供したいのか」を言語化してもらいます。未来の自分がぼんやりにでも見えてくると、スキルが“そのための手段”として色づき始めます。
■ 演習も“役割起点”で。ロジックは処理能力ではなく意思決定能力へ
キャリア視点は演習の場面でも効き続けます。
単なるケース教材ではなく、「自分が目指したい役割」に紐づく題材で思考してもらいます。
この設計が効くと、ロジックは “処理能力”から“意思決定能力”へと質的に変化します。
技法の習得と、役割の自覚が同時に起こる瞬間が生まれ、学びが一段深いものになります。
■ 最後の問い。「明日からのキャリアのどこに接続しますか?」
研修の締めくくりは毎回同じ問いです。
「このスキルを、明日からの自分のキャリアのどこに接続しますか?」
ここまで来ると、学びは単なるスキル習得ではなく、外側の“やり方”と内側の“あり方”が一本につながり、行動が変わる準備が整います。
■ スキル研修 × キャリア開発研修=“組織文化への投資”
このアプローチは、個人だけでなく組織にも大きな恩恵をもたらします。
スキル研修の名の下に、社員のキャリア意識が更新され、仕事の意味づけが強くなる。
その結果、パフォーマンスも内発的動機も高まる。
スキル研修とキャリア開発研修を分けて考えるのではなく、両者を融合させることで、研修は短期的効果と中長期的効果を併せ持つ “組織文化への投資”に変わります。
■ 未来の行動が変わる研修
私の事務所は今後も、 “技法だけを教える研修”ではなく、“未来の行動が変わる研修”をデザインし続けます。
組織の明日をつくる学びの形を磨き続けます。
✋お問い合わせは随時受付中です。
ロジカルシンキング研修、キャリア開発支援、組織の内省を促す研修設計など、法人向けプログラムのご相談を随時受け付けています。
研修内容のカスタマイズも可能です。お気軽にお問い合わせください。
