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■ はじめに──「変化が起きない」企業研修の違和感
どれだけ研修を導入しても、人が変わらない。
知識は増えても、日々の行動や意思決定に反映されない。
よくあるこの現象に、企業の研修担当者や経営層は頭を悩ませています。
それもそのはず。
人の内側に本当の変化を起こすには、表面的なノウハウやスキルではなく、
「ものの見方」そのものに働きかける深層的なアプローチが必要だからです。
このブログでは、「キャリア開発研修」がなぜ“スキル研修”ではなく、“内省支援”として機能するのか、
そしてそれがなぜ今の時代において圧倒的な意味を持つのかを、哲学的・原理原則的な観点から紐解いていきます。
■ そもそもキャリアとは何か──「経歴」ではなく「存在の問い」
キャリアという言葉は、時に「職務経歴」や「スキルの蓄積」と同義で使われます。
しかし本来のキャリアとは、“生き方の全体”を指す言葉です。
つまりキャリアとは、“存在への問い”です。
「私は何者か」
「私は、何のために働くのか」
「私は、どのようにこの世界に関わりたいのか」
この問いに向き合う態度そのものが、キャリアなのです。
そして、ここに真正面から向き合う営みを支援することこそが、
私の研修が目指している「キャリア開発」です。
■ スキル研修の限界──なぜ“わかっているのにできない”のか?
従来の研修の多くは「やり方」にフォーカスします。
対人スキル、プレゼン技法、タイムマネジメント、会議術…。
もちろんそれらは有益です。しかし、それだけでは人は変わりません。
なぜなら、人が行動を変えるのは「技術」ではなく、
“意味づけ”が変わったときだけだからです。
「なぜこの仕事をするのか」
「なぜ私はこの行動を取るのか」
「私にとって、成功とは何か」
こうした内側の問いに答えられないままでは、どれほど上手な方法を知っても、行動は定着しない。
つまり、“やり方”よりも先に、“あり方”への内省が必要なのです。
■ 本質に迫る鍵は「内省支援」にある
では、「内省」とは何でしょうか。
それは単なる「反省」や「振り返り」とは異なります。
内省とは、自分自身の認識の構造を見つめ直す行為です。
「私はなぜそう考えるのか」
「私は何を大切にしているのか」
「私の判断基準はどこから来ているのか」
これらに真摯に向き合うことで、
“自分という存在のあり方”そのものが更新されていきます。
それが、持続的な変化の本質です。
私のキャリア開発研修は、技術を教える場ではありません。
問いを立て、意味を問い直し、自己の深層にアクセスするための「場づくり」であり、内省支援の設計そのものなのです。
■ 哲学の力──問いを問う力が組織を変える
- なぜこの働き方を選んだのか
- なぜこの選択に迷いがあるのか
- なぜこの組織で満たされないのか
こうした問いは、すぐには答えが出ません。
だからこそ価値があります。
“答えを急がず、問いと共にある力”こそが、現代の変化の激しい時代において、最も必要な力だからです。
この哲学的態度を組織に根づかせることこそ、
持続的な人材育成、強い文化の構築、そして変化に強い経営の基盤となります。
■ 研修とは“答えを与える場”ではなく、“問いを深める場”である
従来の研修は、正解を提供しようとしてきました。
「こうすればうまくいく」「このフレームワークを使えばよい」といった具合に。
しかし今、必要なのは逆です。
「答えを教えるのではなく、問い続ける力を養うこと」
私が提供する研修は、いわば“問いのトレーニング場”です。
参加者は、自分自身の内側にある「言葉にならなかった想い」に触れ、
それを言語化し、共有するプロセスの中で、思考の質が変わっていきます。
結果として、知識習得だけではなく、
“人が変わる”という、個人にとっても、組織にとっても最も深く持続的な成果が得られるのです。
■ 一過性で終わらせない“文化としてのキャリア開発”
大切なのは、“一度きり”の研修ではなく、
“問い直す文化”を組織の中にインストールすることです。
それは研修単体ではなく、
- キャリア面談との連動
- 上司との対話設計
- 他の研修との有機的な接続
- 人材開発戦略の中心としての位置づけ
といった形で、組織そのものの哲学を育てる営みへと進化します。
もはや、キャリア開発は“人材育成の一要素”ではなく、
経営の根幹に関わる基盤であると、私は考えています。
■ 深さこそが、強さになる
多様な働き方、多様な価値観、多様なキャリアが共存する時代。
だからこそ、一人ひとりが自分自身と深く向き合う機会設定が必要です。
人は、深さを持ったときに、変わります。
組織は、深さを許容したときに、強くなります。
文化は、問いを重ねた先に、生まれてきます。
私は、一つの研修を通じて、
“内省力開発”という思想を届けていきたい。
それが、人と組織の未来をより良いものに変えると、確信しているからです。
【補足:導入をご検討の企業様へ】
私のキャリア開発研修は、貴社の「キャリア観」「人材観」との対話から始まります。
ご関心のある方は、初回無料のご相談をご利用ください。