人材の獲得というと、求人募集の広告や採用活動に注力しがちなところですが、今いる所属社員の満足度向上に全力を注ぐことが大切です。
この順番、選択と集中を誤ると、離職者の増加、働く意欲の低下、生産性の低下、能力向上意欲の低下等に繋がります。
結果、優秀な社員が育成できず、組織力は衰退、顧客や社外からの求心力の低下を招き、新たに有望な人材獲得もできない、という悪循環に陥ることになります。
この順番に気付かない、気付いていても実行できない・しない、実行できる人材が社内にいない、という会社(組織)が、決して少なくない現状には危機感を覚えます。
社員の満足度向上は、必ず、成果として、会社(組織)が求める‟様々な角度からの結果“がついてきます。
様々な機関の推移予測が示している通り、少子高齢化、総人口減少に伴う生産年齢人口、労働力人口の低下は、回避できない見通しです。
企業活動において、「人」こそが重要であり、ビジネスに勝つ決め手であることを認識しているからこそ、その表現として、社員のキャリア開発を本気で支援することに全力を注ぐ必要があります。中途半端ではなく、本気で、戦略として実施してください。
ぜひ、それぞれの会社(組織)のキャリア開発の現状を把握されてみてください。
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